人気グラビアクイーンが経営者に。4年ぶりの活動再開で「女性のプロポーションの悩み」に応えたい
バスと電車を乗りこなせるように
――事務所を辞めるにあたってプレッシャーはなかったんですか?
原:もちろんありました。まわりの人からも「辞めるのはもったいない」と言われたし、そう思う自分もいました。でも、30歳という年齢が区切りのチャンスだと思い、前から興味のあった海外留学に行ってみることにしたんです。不思議と「絶対できるでしょ」という自信がありました。
――休業後の海外留学で人間活動はできましたか?
原:はい、親友が住んでいるカナダの語学学校に通って新しい友だちもできたし、バスの乗り換えも完璧にできるようになりました(笑)。私それまで、グーグルでバスの時刻表が見れることも知らなかったんですよ。だから乗り換えができるようになって、すごく成長してるって思いましたもん。今では日本でもバスと電車を乗りこなしてます。バスのWi-Fiも使えるようになりました(笑)。
――海外でだいぶ羽を伸ばせたのではないでしょうか?
原:毎日同じ時間に起きて家を出て、同じ人に会うという生活をあまり人生で経験してこなかったんですよ。それまでは仕事が始まる時間も、会う人も毎日違って。学生以来のルーティン生活が新鮮だった反面、同じことの繰り返しが少ししんどく感じることもありました。
女性のプロポーションの悩みに応える
――帰国後はインテリアデザインの学校にも通っていたそうですね。
原:学校に1年くらい通って、リノベーションの仕事を少しだけですが経験しました。ちょっと古めのマンションをスケルトン(まっさらの状態)にして、間取りから全部考てみたり。
――今後は新たな道へ?
原:いろんなことを経験するうちに、今はプロポーションに悩みのある女性に向けた商品の開発を進めています。すでに会社も立ち上げて、来年に向けて商品を開発中です。