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人気グラビアクイーンが経営者に。4年ぶりの活動再開で「女性のプロポーションの悩み」に応えたい

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 かつて、グラビアクイーンとして数々の雑誌の表紙を総ナメにし、2018年の1月に突如休業を発表したタレントの原幹恵さん(34)。

原幹恵さん

原幹恵さん

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 しばらく表舞台から離れていた彼女ですが、2020年の10月にインスタグラムを開設し、2021年の7月には待望のYouTubeチャンネルも開設。気になる休業の理由や今後の活動について、根ほり葉ほり聞いてみました。

なにもできない人間になるのが怖かった

――活動再開後のYouTubeで、休業の大きな理由として「人間活動をしてみたいと思った」と発表していました。「人間活動」とは具体的にどんなことでしょうか?

原幹恵(以下、原):私は16歳で仕事を始めて、高校卒業後に上京して、23歳まで前の事務所の寮に住んでいたんですね。

 門限も決まっていて、普段の行動も厳しく制限されていて、もちろんそこで守ってもらったこともあって今となっては感謝しているんですが、当時はそれがかなり厳しいと感じていて。一人暮らしをし始めてからも、実家に帰れるのもお盆とお正月だけで、旅行に行けるのも年に1回だけというルールでした。

 そこからずっと仕事を続けて、転機は29歳になったときですね。それまではぜんぜん考えたこともなかったんですけど、29歳のときに「このままじゃ私、なにもできない人になっちゃうかも?」ってふと思うようになって。

いろんなことを経験をしたいと思った

原幹恵さん

原:お仕事をいただけることはありがたかったのですが、求められることに応えていくうちに自分がなくなっていくような、自分の人生じゃなくなる気がして、もっと人間としていろいろ経験してみたいと思い、いったん休業という形を取ることにしました。

――仕事に対して受身のスタンスになってしまっていた、ということでしょうか?

原:そうですね。いただいた仕事をこなす感じになっていってしまったんですよね。仕事に関する準備はすべてマネージャーさんが手配してくれるので、私はそこで100%の力を発揮する。

 グラビアやバラエティにお芝居と、いろんな経験ができたことはありがたいと感じていますが、仕事をして家に帰ると1日が終わって、それだけがルーティンになっていたんです。バスや電車の乗り換えもいちち検索しないとよくわからないし、、PCもぜんぜん使えない。趣味があればよかったんですけどさほど趣味もなくて、いろんなことを経験をしたいと思ったのがきっかけです。

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