汚れた食器を何日も放置…家事を丸投げする妻。単身赴任から帰ってきた30歳夫の悲劇
何度注意しても反省の色なし
また、当番制だったはずの部屋の掃除と洗濯も「忘れた」と何もしないこともしばしば。気がつくと家事のほとんどを奥野さんがこなすようになっていたそうです。
「注意すると『ごめ~ん』って謝ってはきますけど、反省した様子はなく同じことの繰り返し。一度、出張で一週間家を空けていたときがあったのですが、戻ってきたらこんなに汚くなる?ってほど部屋は散らかり、洗濯物も山積み。さすがにいつもより強めに叱りましたが、相変わらず軽く謝って終わり。これは完全に自分のことを舐めているなと思いました」
夫婦ともに正社員ですが1~2時間の残業になる日が多い彼に対し、妻はほぼ毎日定時で終業。しかも、収入も自分のほうが年収ベースで1.5倍ほど多いとのこと。これで夫の側が一方的に家事を負担すれば、さすがに不満も溜まります。
離婚のために妻の浮気を望んでしまう
「仮に彼女のほうが収入が多いのであれば、契約社員かパートでもしながら主夫をしてもいいですけど、今の状態ではそれも難しそうです。
かといって、改めてもらうにもその気がないようなので……。怒鳴ることができればいいのですが、昔からそういう風に感情を露わにするのが苦手なんです。そんな私の性格が彼女の態度を助長させてしまったのかもしれません」
愛情はまだ残っているものの、このままでは一生暮らしても上手くいかないと思うようになったとか。頭の中には以前から離婚の二文字が浮かんでいますが、その話を切り出すことができないまま時間だけが流れてしまっているといいます。