「明日でいいや…」のサボりグセを解消!仕事で「すぐできる人」になる4つの方法
なんか今日はやる気が起きないなぁ、納期は1か月先だからまだいいか……などと、ついつい仕事を先送りしたい時もありますよね? でもこのクセがつくとビジネスでは痛い目にあいます。
今回は、そんなサボりグセがついた時の対処法を学んでいきたいと思います。“性格だからしかたない”、“やる気が出ない時もあるでしょ”などと思わずに仕事がサクサク進む方法とは? 5000社以上のコンサルティングや取材を経験している、マネジメントコンサルタントの川嵜昌子さんに話を聞きました(以下、川嵜さん寄稿)。
今やらなくてもいいんじゃない?
「いつも早くやろうとは思うんですが、サボりグセがあるんですよね」。こう語るのは、田中健太さん(仮名・26歳)。
上司から仕事を依頼され「さあ、着手しよう」と思う一方で、「それ、急ぎじゃないから今やらなくてもいいんじゃない?」という心の声が聞こえてくる。そして「まあ、いっか」と、手をつけるのをやめてしまう。
仕事の納期が近づいてきて「そろそろやるか」と思いはするが、「明日でも大丈夫だよ」と甘い声が聞こえてくる。その繰り返しで、いつもギリギリに……。
サボりグセは人間の脳の仕組み
「どうやったらサボりグセを直せますかね?」と田中さん。そんな相談を私は受けました。
そもそもサボりグセは、人間の脳の仕組みとして、脳や身体に負担をかけないよう、余計なことをさせない働きでもあります。人間の歴史は飢餓との戦いの歴史でもあり、ムダにエネルギーを使うことは死に直結していました。今やらなくていいことはなるべく後回しにしてエネルギーを温存したいのです。
とはいえ、サボりグセのせいで、仕事が滞り、大変なことにもなる。さて、どうしたものでしょう?