窪塚洋介が語る「腸活は嘘つかない」、激動の半生で出した“自分なりの指針”
腸活はやったほうがいいよ
――休むにしても進むにしても自分で感じて決めて。
窪塚:うん。誰のせいにもせず、時代のせいにもせず、社会のせいにもせずね。あ、でも腸活はやったほうがいいよ。腸活は嘘つかないんで。3日やれば俺の言ってる意味が分かると思う。そしたら開運もしてくるし、宇宙も反応してくれるので。腸活は絶対おすすめ。
人生、次の瞬間に何があるか分からない
――窪塚さんの仕事人としての現在のモットーを教えてください。
窪塚:どの映画もこれで最後かもと思って臨んでいます。人生、何があるか分からないから。俺の場合は、マンションから落っこちたのが一番大きいんだけど。
あんなことが起こるんだから、本当に人生、次の瞬間に何があるか分からない。1日、1日を最後の日と思って生きろみたいな言葉があるけれど、そこまで毎日思っていられるかっていったら無理だけど。俺の場合、作品ごとに改めて意識するし、1つひとつを悔いのないように仕上げていくことは大切にしています。
――最後に。『全員切腹』を観た人、これから観るチャンスのある人へひと言お願いします。
窪塚:和の音と映像のコンビネーションが凄まじい作品です。冒頭からの和太鼓の音、ただ一発だけで、映画の中に没入できるくらいの力があります。
ぜひ爆音で、映画館で体験していたけたら、今話してきたような、自分らしく生きていくってことの、何か支えだったり目印だったり、コンパスみたいになれる作品だと思います。
<取材・文/望月ふみ>