1か月で6キロ減ったが…!アラサー男・70kgの記者がダイエットに挑戦
意外とイケると思ったプロテインは…
どうしても時間が取れないときや、トレーニング直後の場合はザバスの「ミルクプロテイン」シリーズに頼っている。気休めかもしれないが、糖質たっぷりの清涼飲料水をこれに替えるだけで、健康状態も多少は違ってくるのかもしれない。
また、毎食のように頭を捻ってバランスの取れた食事メニューを考えるのもそれなりに大変なので、栄養バランスが調整された冷凍の宅食弁当(noshという業者)を注文することにした。さして好物ではないにしろ、10食6000円程度でただでさえ足りない脳みそのリソースを割かずに済むのであれば、悪くはない選択のはずだ。
主食はもちろん、間食は「あたりめ」や「ゆで卵」といった低カロリー高たんぱくのものが中心となった。減量中のボクサー(『あしたのジョー』の力石のような)の気持ちが多少は理解できた。
週2回の筋トレははっきり言ってしんどい
さて、7時間の睡眠をマストでキープするのもなかなかな骨が折れる。眠りたい意識が強ければ強いほど、なぜか覚醒してしまうのだ。ただただベッドの上で横になっている時間の長さたるや……。
デキるビジネスマンであれば、ここで新たなビジネスの展望について思索したり、明日のアポを円滑に進める想定をするのだろう。が、当然私はそんな高尚な時間の過ごし方をするはずがない。ただただ「時代ごとのプロ野球歴代最強ナイン」の妄想に終始して、そのまま数時間が経過……なんてことはざらにあった。
週2回、1時間ずつの筋トレを指導してもらっているわけだが、基本的に日中の隙間時間に行うので、疲労感を漂わせながら仕事にも打ち込む必要がある。はっきり言ってしんどいが、10数年間にも及ぶ期間で蓄積された贅肉とおさらばするには、ある程度の犠牲はやむを得まい。
私がどれだけ辛い素振りを見せても、ドSとして知られる植田トレーナーは決して甘やかしてはくれない。はたから見ると乱れまくったフォームかもしれないが、歯を食いしばり必死で耐え抜いた。というか、耐え抜くしかなかった。