営業マンは見た!「ドラマ以上にドロドロ」の不倫現場/#全宅ツイ
2組の夫婦の行き違いを描いたドラマ『あなたには帰る家がある』。
玉木宏演じる住宅営業マンの佐藤秀明が、木村多江演じる施主の奥様・茄子田綾子との禁断の恋が発展、平穏だった夫婦生活が急変する様子が同作品で描かれ、話題を呼びました。
こんな出来事はフィクションの世界だけかと思いきや、「いやいや、リアルのほうがもっとエグいかもしれません」と語るのが「全国宅地建物ツイッタラー協会」(全宅ツイ)会員で、現役住宅営業マンのぷん太(@55openman)さんです。ぷん太さんが働く支店で「事実は小説よりも奇なり」な事件が起きたといいます。
本社栄転のエリート会社員が家さがしで来店
Evernoteを久しぶりに開きました。目的がわからないノートがたくさんあって、その時自分が何をしようとしていたのか、思い出せません。
— ぷん太 (@55openman) 2018年8月8日
「以前、『自宅の買い替えを相談したい』という40代のサラリーマンご夫婦が来店しました。ご主人様は全国規模の一部上場企業勤務で、年収1500万円超え。奥様は女子アナ風の清楚な美女。中学生のお子様がいるとは思えない、まるで雑誌から出てきような美男美女カップルでした」
大阪支部から本社への栄転に伴い、都内で家を探していたファミリーだったといいます。担当についたのが、ぷん太さんの先輩にあたる社員でした。
「先輩は30代で、細身のスーツをビシッと着こなすクールな二枚目。北村一輝さんを若くしたようなルックスです。すでに結婚して子供もいて、家族のために頑張っているパパでもあります」
女性関係の噂が絶えなかった先輩…
既婚者でありながらイケメンということもあり、「先輩は夜嬢から職場の事務員まで女性関係の噂が絶えない男性でした」と、ぷん太さんは言います。
「しかも仕事ができるんです。ゴリゴリの営業スタイルが主流のうちの会社で『俺は押す営業は絶対にしない。相手に決断してもらうように仕向けるだけ』というポリシーの持ち主で、際立った存在でした。営業成績はうちのセンターでナンバーワン、エース社員です」
来店した旦那さんは仕事で多忙なこともあり、「嫁の要望をよく聞いてあげて」と、以降は先輩営業マンに家探しを一任。
そうして奥さん主導で家探しがスタートしました。
「先輩は、普段から仕事ができる人なのですが、このときはいつも以上に熱心に仕事しているなと感じました。壁紙の色から建具の細部に至るまで、奥様の要望を全面的に叶えるべく綿密な打ち合わせを重ねていたようです」
こうした奮闘もあり、理想の新居が完成したといいます。しかし数年後、とんでもない事実が明らかに。