「10代女子知名度99.9%」俳優・曽田陵介、TikTok人気は「姉からの連絡」で気づいた
姉の連絡でTikTokのバズに気づく
――曽田さんといえば大学生のときにはじめたTikTokが、2021年10月時点でフォロワー数は64万人超になりました。そもそもはじめたきっかけは?
曽田:もともと深い考えがあったわけでなく、就職活動もしていたのですが、息抜きに友達と1本だけ投稿してみたんです。そしたら、姉から「動画がおすすめになってるよ」って言われて……気づいたら、“いいね”が2万まで伸びていました。それでちょっと調子に乗っちゃって(笑)。友達に何本か撮ってもらったのを投稿したら、今の所属事務所の方から声をかけていただきました。
――当時のアカウントはもう削除されてて、見れないのが残念ですが、ちなみに最初の動画は何だったのですか?
曽田:映画『オオカミ少女と黒王子』の劇中セリフで、山﨑賢人さんの声で「なんか訳ありなんでしょ」っていうやつです(笑)。
曽田陵介ではない何者かになれる
――芸能界に入るのに躊躇はなかったですか?
曽田:ありました! TikTokで話題になってから、本当にいろんな事務所の方々に声をかけていただいて、そのなかでインスタのDMでオファーをもらって、これ本物かな?って思って、思い切って電話をしたら、本当に事務所の方が出てびっくりしました(笑)。芸能界で本当にやっていけるのか不安でしたが、親にも相談して、最初は反対されたけど、自分の意志で上京することを決めました。そこからいろいろなドラマや番組も出させていただけるようになり、今では親も応援してくれて、電話で毎日話しています。
――今後やりたいことはありますか?
曽田:いただいているお仕事は全部楽しいので難しいですね。やっぱり演技が好きなので俳優業をずっとやっていきたいですね。今回のバズ・リーに限らず、「曽田陵介」ではない何かになれるのはやりがいがあります。その人の心情やしぐさをイメージして、お芝居するのがやっぱり面白いです。