東京ドームのワクチン接種が「ジャイアンツ一色」と話題に。舞台裏を常務に聞いた
医療従事者の協力があってこそ
3区合同の接種であれば、運営も一筋縄でいかないことは想像に難くない。ワクチン接種にあたっては、東京医科歯科大学や日本医科大学など、3区内にある7校の医科大、大学付属病院の協力のもと成り立っている。
「今回の試みは、エンターテイメント性ばかりがフィーチャーされていますが、忘れてはいけないのは、あくまでメインはワクチンの接種であるということです。読売巨人と東京ドームだけで実現できるものではなく、3自治体それぞれの医療従事者の皆様の協力があってのものです。現在は医療現場に従事していない潜在看護師や、救急救命士や薬剤師などの協力も仰いでいます」
ほかにも、緊急時に備え、日本医科大学付属病院(文京区)のドクターカーが用意されており、緊急時の対応も可能となっている。
「また、3区には、外国人の方も多く住まわれています。その中で、全く日本語がわからない方向けに翻訳機を使った対応もしています。もともと東京ドームは、日本全国のみならず、海外からもお客様が多くいらっしゃいます。対応にも慣れているため、今のところは、特に大きな問題もなく案内ができています」
ワクチンについては賛否両論があるが、まずは打ちたい人が打てるような取り組みを行うのが一番だろう。SNSなどでは、読売巨人軍と東京ドームの取り組みが目立ったが、話を聞いてみると、医療従事者や、たくさんの企業の協力があって成り立っていることが分かった。
<取材・文・撮影/ヤマタケ>