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気分はX JAPAN?元バンドマン会社員が実践する「ストレス発散法」

コラム

激しい曲のほうがストレス解消向き?

ドラム

「X JAPANやメタリカの曲とかはよく叩いてますね。どっちもウチの父親が好きで子供のころから実家でよく聞いていたんです。ドラムは中学校のころから始めたのですが、あんなハイスピードで叩けるほどの技術もないし、難易度が高すぎて敬遠していたんです。

 けど、今はどこかで演奏するわけでもないし、個人的なストレス解消でやってるだけなのでド下手でも恥をかくことはないじゃないですか。それに高速連打で叩かなきゃいけないのは大変ですが、なんか運動している感覚に近いっていうかすごく気持ちいいんです

 自宅でも騒音にならないように練習用パットのドラムセットを購入。今は家でも叩いており、すっかり日課になっているそうです。

「練習用パットといっても結構うるさいし、振動も大きいので壁がしっかりしている防音性の高いマンションに移り、部屋も1階の角部屋にしました。いくら自分にとってはストレス解消でも隣近所の方にとって騒音がストレスになっていたとしたら本末転倒ですから。もういい大人ですし、苦情が来ないようには気をつけています」

かつてのバンド仲間とセッションの話も

 ドラムの腕前も今ではすっかりブランクを取り戻し、それどころか「昔よりもちょっと上達してるかも」と菊池さん。ですが、毎回ひとりで叩いているため、セッションしたいという思いが日増しに大きくなってきたといいます

「やっぱり昔の仲間とやりたいなって。お互い離れた場所に住んでいるので難しいのは承知していますが、最近また頻繁に連絡を取り合うようになったほかのメンバーたちも『コロナが収束したらやりたいね』と前向きでした。いつの日になるかはわかりませんが、いい目標ができたので、それを励みにドラムを叩いています」

 好きなコトに没頭するのは身近なストレス解消の手段のひとつ。昔、夢中になっていたスポーツや趣味があるのなら、それを再び始めてみるのもいいかもしれませんね。

<TEXT/トシタカマサ イラスト/カツオ(@TAMATAMA_GOLDEN)>

-[ストレス発散な話]-

ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中

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