マッチングアプリで返信率を下げるNG表現。プロフ添削のプロが指摘
マッチングアプリで恋人を作りたいけど、どのようなプロフィールを作ればいいのか。成功談だけ聞くとアプリでの恋活や婚活は簡単なように思えますが、いざ始めるとうまくいかないものです。
そんな恋活に悩む男性のため、前回の記事では、人気マッチングアプリ「Pairs(ペアーズ)」で、これまで600人以上にプロフ添削を行ってきた、おとうふさん(@o10fusan)にモテるプロフィールを作成するポイントを聞きました。
後編となる今回は、「返信率が高くなる」メッセージの送り方を教えてもらいます。また、マッチングアプリが「長続きしない」「最初の一歩を踏み出せない」という人のための恋活を楽しむコツも伝授。これまで300人以上の男性と会ってきた自身の経験を元に、マッチングアプリを続ける楽しさやメリットを語ってくれました。
メッセージは簡潔に、遠回しな表現はNG
女性にメッセージを送る際、気をつけるポイントは大きく2点。「直接的な表現」かつ「相手がカジュアルに返せるか」。
「マッチングアプリは男性からしたら競争が激しい世界。例えばペアーズでは男女比が6:4、マッチングアプリ全体だと7:3ぐらいの印象です。女性は、たくさんの男性からメッセージやいいね! がくるので、まどろっこしい聞き方や返しにくい質問があったりすると、面倒臭がられて後回しにされてしまいます。LINEだったらスタンプひとつで反応できるぐらいのカジュアルさと返しやすさを意識するべきです。
具体的には『〇〇しませんか?』と誘うよりも、『〇〇しましょう』と提案する。『お店どこがいいですか?』と相手に委ねるのでなく、『〇〇と△△のお店はどうですか?』『和食と中華どちらが好きですか?』と選択肢を与えてあげる。そうすると女性からの返信率も上がります。
一方、慎重な女性もいるので、誰にでもカジュアルな連絡がうまくいくとは限りません。返信しやすい文章を意識しつつ、相手の文量や返信速度に合わせてメッセージを送るのがベストです」
焦りやガツガツ感は大幅な減点対象
前回の記事では写真や自己紹介文、メッセージにおけるアプローチなど、様々なテクニックを教えてもらいましたが、「マッチングアプリ業界は登録者数が増えていて、理想の相手と出会うのはなかなか難しい」とも、おとうふさんは分析。
「かといって、『誰でもいいから付き合いたい』といった焦りやガツガツ感は大幅な減点対象。男性はしつこさや焦りが顕著に伝わりやすいので、余裕のなさを出さないように、気長に相手を待つマインドでいることが大事」
であれば「恋人が欲しい」本心をうまく抑えて、スムーズに女性と接するには、どのような意識が必要なのでしょうか。
「私がマッチングアプリをやるうえで本当に大事にしているのは、作ったプロフィールを読んで、『(依頼者が)自分って悪くないな』って自己肯定感を高めてもらうこと。マッチングアプリで恋活するなかで、最終的なゴールってそこかなと思っています」