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本当の友はどこにいるのか?大切にすべき友を見極める、4つの基準

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勉強、スポーツ、仕事にも通じる発想

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 あなたのことを、あなた以上に心配してくれている。あなたの成長を、あなた以上に願っている。そんな善友からの注意や、アドバイスを嫌って、未熟なまま、ワガママなまま、怠惰なまま、それを「自分らしさ」だと押し通して、何の努力もしなければ、ただの「こじらせ女子・男子」になってしまいます。

 そんな頑固者に、誰が近寄りたいでしょうか。人は、自分のことを一番よく知っているつもりでいて、自分のことが一番見えていないものです。だから自分を成長させたければ、善友を求める必要があります。優れた善友の側に自ら侍り、そのアドバイスを素直に聞き、人格の向上と成長に励むのです。

 これは、勉強でも、スポーツでも、仕事でも同じことです。もしあなたが自己の改革や成長を願うのであれば、自から求めて、善友をつくる努力をするのです。

 善友の側に侍り、善友とつきあい、善友のアドバイスに素直に耳を傾ける。その努力が、自然とあなた自身を善友へと押し上げてくれるのです。

<TEXT/佛心宗大叢山福厳寺住職 大愚元勝>

佛心宗大叢山福厳寺住職。空手家、セラピスト、社長、作家など複数の顔を持ち「僧にあらず俗にあらず」を体現する異色の僧侶。僧名は大愚(大バカ者=何にもとらわれない自由な境地に達した者の意)。YouTube「大愚和尚の一問一答」はチャンネル登録者数29万人、5400万回再生された超人気番組

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