本当の友はどこにいるのか?大切にすべき友を見極める、4つの基準
つきあうべき人はどんなタイプか?
【つきあうべき人】
① 助けてくれる友
・元気がないときに、守ってくれる人
・正常な判断ができなくなったときに、正しい行動に向かわせる人
② 苦しいときも楽しいときも一様に友である人
・窮地(きゅうち)に陥っているときに、見捨てない人
・辛いときにも一緒にいてくれる人
③ ためを思って話してくれる友
・悪い道に入らないように忠告したり、新しい情報を教えてくれる人
④ 同情してくれる友
・落ち目になったときに心配してくれ、上り調子のときには一緒に喜んでくれる人
・人から悪口を言われたときに、弁護してくれる人
どうでしょうか。あなたは日頃、どのような友達とつきあっているでしょうか。たとえ幼なじみであっても、会社の同僚であっても、つきあうべきではない人と、頻繁に、深く、永く付き合ってしまうと、その人に振り回されてしまいます。
一方、善友は、智慧があり、慈悲心があり、道徳的に、人格的に優れている人ですから、決して友を振り回すことはありません。
素直な人は孤独にならない
思い出してください。人類の祖先が、よりよく生きるために求めた、助け合う仲間。それが「友」の原点でした。だから私たちは、本能的に「友」を求めます。けれども、気がついたら、自分は「独りぼっち」になってしまった。
もしあなたに、そのような心当たりがあるのであれば、知って欲しいことがあります。それは、「素直な人は孤独にならない」ということ。
どういうことか。思い出してください。善友とは、慈悲心や知恵をそなえた、自分より高い人格を備える人でした。ですから、若いときは、親や先生、先輩や上司が善友です。
けれども、私たちはなかなか、そのような人たちの側に、近寄ろうとしません。「厳しい」「うるさい」「うざい」と煙たがって、善友を避けてしまうのです。