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日本の金メダリスト34人の“意外な所属企業”。トヨタ、ビックカメラほか19社<完全版>

ビジネス

NEXUS:見延和靖選手

NEXUS

NEXUS FENCING CLUBホームページより

 日本フェンシング勢に初の金メダルをもたらした、フェンシング男子エペ団体。その一角を担った見延和靖選手が所属するのは、パチンコホール、飲食店などを展開するNEXUS株式会社

 フェンシングの国体選手立った経歴を持つ代表が、競技の振興を図るために「NEXUSフェンシングチーム」を設立した経緯がある。今回のメダル獲得で、その思いに対して十二分に応えることができたのではないだろうか。

日本航空:加納虹輝選手

日本航空

 北京五輪をテレビ観戦したことががきっかけでフェンシングを始めたという加納虹輝選手。フェンシング男子エペ団体で見事、金メダルを獲得した加納選手は、航空大手日本航空(JAL)に所属している。

 東京五輪に向けての取り組みの一環として、2018年から「アスリート社員」の採用を進めていたJAL。ご存知の通り、コロナ禍で国内外の往来が難しくなり、経営そのものが危ぶまれるなか、加納選手の活躍はひとつの光明となったはずだ。

ジャパンビバレッジ:川井梨紗子選手、友香子選手

川井梨紗子選手

川井梨紗子選手(代表撮影:雑誌協会)

 自販機事業で知られる「ジャパンビバレッジ」は、女子レスリングの名門として知られている。かつて女子レスリングブームを巻き起こした浜口京子氏も擁しており、今回は同競技で戦う川井梨紗子・友香子選手が姉妹で金メダルを獲得した。

 商品補充のため、街中を走る同社のトラックを1度は見かけたことがあるはず。なお、ジャパンビバレッジは約25万台もの自販機を保有する単体でも大きな企業だが、現在はサントリーグループの傘下に属している。

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