日本の金メダリスト34人の“意外な所属企業”。トヨタ、ビックカメラほか19社<完全版>
三井住友海上火災保険:新井千鶴選手
あいおいニッセイ同和損害保険と共に、損保業界を牽引するMS&AD傘下に属する、三井住友海上火災保険。2001年に三井海上火災保険と住友海上火災保険が合併して設立され、グローバルなサービスを担う同社。
スポーツ事業にも力を入れており、特に女子柔道と女子陸上競技が有名。7月28日には新井千鶴選手が柔道で金メダルを獲得した。
イトマンスイミングスクール:大橋悠依選手
社名の通り、スイミングスクールを運営するイトマンスイミングスクールが見事に金メダリストを出した。大橋悠依選手は競泳の個人メドレーで2冠を達成。現時点では今大会唯一の同一選手による複数金メダルの獲得となっている。
イトマンスイミングスクールの親会社であるナガセは、大学受験予備校として屈指の知名度を誇る東進ハイスクールも運営している。大橋選手は実態としてはナガセに入社しているが、所属表記はイトマン東進という形になっているようだ。
三菱電機:宇山賢選手
7月30日、ROC(ロシア・オリンピック委員会)を破り、フェンシング競技において史上初の快挙となる金メダルを獲得した男子エペ団体。宇山賢選手は名門・同志社大学を卒業後、家具量販店に就職するも、フェンシングとの両立のため入社から5か月で退社。
その1年後、JOCの就職支援制度「アスナビ」を経由して、重電、人工衛星まで幅広い製品を販売する三菱電機に入社。JOCが繋いだ縁が大輪の花を咲かせることになった。