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「クールビズに最適」なユニクロのシャツをプロが着てみた

学び

 こんにちは、服のコンサルタントの山崎剛です。

 スーツ姿に欠かせないアイテムといえばドレスシャツ。色・柄に目がいきがちですが、実は英語でカラーと呼ばれる襟型がいちばん大切です

クールビズ

※画像はイメージです

 レギュラーカラーやボタンダウンという言葉は聞き慣れているかもしれませんが、「ホリゾンタルカラー(別名カッタウェイ)」をご存知でしょうか?

 クールビズの浸透とともにホリゾンタルカラーは少しずつ浸透し始めているとは言え、まだ知らないビジネスマンが多いことが現状です。

 ユニクロでは昨年あたりから「カッタウェイ・長袖(商品名)」という名前で取扱が始まっています。今回はその「ホリゾンタルカラー」の魅力についてお伝えしようと思います。

改めて学ぼう!シャツのカラーの基本

 まず、シャツの基本的なカラー(襟)の「レギュラーカラー」「ボタンダウン」について軽くおさらいをしましょう。

・レギュラーカラー
 ビジネスシャツの定番中の定番でベーシックな襟の形。襟の開きの角度は75~90度。TPOを問わず、すべてのシーンで使用できます。

 襟の開きが小さいため、ネクタイは結び目の小さい巻き方で合わせましょう(プレーンノットなど)。首が詰まった印象となるためノータイにはお勧めできません。

・ボタンダウン
 スポーツ発祥、襟先をボタンで固定した襟の形です。スポーティかつ、カジュアルな印象を与えることができます。ノータイ・ネクタイでもOKです。

 ノーネクタイの際は襟先がボタンで固定されているためよれず、クールビズでも重宝されるでしょう。

 一方、タイ・ネクタイの着用はNGと一般的に言われていましたが近年では、スーツスタイルの多様化によりネクタイを使用することもスタイルの一つとして定番化してきています。

 ただし、カジュアルシャツのため、フォーマルシーンではNGとなります。襟の開きが小さいため、ネクタイは結び目の小さい巻き方で合わせましょう(プレーンノットなど)。

・ホリゾンタルカラー(カッタウェイ)
 襟先は180度(水平)近い開きが特徴。ノーネクタイでも襟が綺麗に広がり、よれにくく立体感があるため、上品な色気やこなれ感を演出できます。

 ボタンダウン同様クールビズでは重宝します。また、ネクタイ着用時にはボリュームのある結び(セミウィンザーノット・ウィンザーノットなど)がお勧めです。

※レギュラーカラー、ホリゾンタルカラーを選ぶポイントとして、襟よれ防止の「カラーキーパー」が付いているものにしましょう。襟先のよれをカラーキーパーが防止してくれます。

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