“亭主関白”を勘違い!LINEで「いい加減にしろ」と送った男性がフラれるまで
彼女の家出とLINEでの別れの言葉
Rさんは片岡さんとの会話を避けるようになり、普段の会話も減り、仕事から帰宅しても自室に籠もることが増えていきました。そんなRさんの気持ちを想像できていなかった片岡さんは、ある時、部屋から出てこないRさんに対し、あるLINEを送ってしまいました。
「声をかけても出てこないし食事も用意してくれないので、イライラしてしまって『いい加減にしろ』と送ってしまったんです。でもLINEの反応はなくて、しばらくしたら大きな荷物を2つ持った彼女が部屋から出てきて、『今までありがとう』と言われました」
一瞬の出来事で状況を理解しきれなかった片岡さん。焦りはしたものの、まだ亭主関白の呪いは解けず、そのまま1週間Rさんに連絡することなく放置し続けたのです。そして1週間後、Rさんから正式に別れを申し入れるLINEが届きました。
時すでに遅し…反省してもしきれない
さすがに焦った片岡さんは、すぐに連絡をしますがブロックされているのかLINEは既読にならず通話もできません。その後、Rさんの実家や友人などに連絡をするも取り次いでもらうことはできず、ここでようやく自分の立場に気がついたのです。
「本当に終わりなんだと理解した瞬間に、これまでの行動すべてを後悔しました。たぶん結婚のことばかり考えていて、ハイな状態になっていたんでしょうね。今見返しても自分が送ったのだと思いたくないようなLINEばかりで……。彼女のことをとても傷つけてしまったと思います。反省してもしきれません」
結婚へのアドバイスをくれたYさんも、この状態を聞きつけ片岡さんに連絡をくれました。しかし、Yさんは片岡さんがそのような行動をしていたとはつゆ知らず。事の顛末を話すと「そういうアドバイスではない」とこっぴどく叱られてしまったとのことでした。
今でも片岡さんはRさんに未練たらたら。しかし何度試みても連絡を取ることはできず、自分のしたことを後悔するばかりとのことでした。
<TEXT/つる>