大原櫻子が明かす、影響を受けた“先輩俳優”の一言「心を豊かにね」
この映画に携わったことで行動できた
――自身の出演シーンでよく覚えているのは?
大原:譲渡会のシーンの撮影ですね。エキストラの方々もそこにいる動物たちをとても可愛がって、アドリブでいろんなセリフを言ったりしました。動物が多かったですし、動きがつかめないので、すごくリアルな画が撮れたなと思います。重いテーマの映画ですが、ちょっとほっこりできる和やかなシーンになっていると思います。
――観客へメッセージをお願いします。
大原:映画では殺処分の問題なども出てきます。そうした現実を知ってほしいですし、一人ひとりの行動によって、動物たちの人生が変わると思います。たとえば今では動物愛護団体の方など、動物のために奮闘されている方がすごく多くて、YouTube生配信などでも寄付を募ったりしています。
私もこの作品に携わったことで、そうしたことが目に入るようになり、寄付しました。この映画と出会ったから行動できた部分もあると思うので、ぜひ若い方に観ていただいて、関心を持っていただきたいです。
30代になるのが今から楽しみ
――大原さんは、今年の1月に25歳になりました。
大原:アラサーですよね。そう聞くと、何かちょっとビビりますね(笑)。まだまだ若いけれど、しっかりした大人でもあるんだなと。10代や20代前半で、あまり変わった実感はないのですが、責任も増えてきますし、落ち着きも身につけなきゃと思います。
――どんな30代につなげていきたいですか?
大原:30代って女性の年齢のなかでも特に美しい時期な気がしているので、すごく楽しみなんです。何をしたいかとか、具体的なことは考えていませんが、20代の頃とは違った楽しみ方があるんじゃないかと思っているところです。