20代が「ムダな会議!」と感じた瞬間ワースト10。ムダに大勢、雑談ばかり…
2位:結論をちゃんと出さない(24%)
結論が出ないまま会議が終わったり、次回に持ち越しになったりすることに対する不満が第2位という結果になりました。
「前の職場での会議で、いつのまにか言い合いがはじまり、結論が出ない会議でとてもストレスが溜まった」(29歳・女性・兵庫・会社員)
「会議時間を延長までしたのに、決論は次の会議でとなり、ダラダラといつまでも完結しない」(28歳・女性・北海道・会社員)
そもそも会議は結論を出すために行うもの。これでは意味をなしませんね。
1位:終了時間が決まっていない(36%)
ムダの声が圧倒的に多かったのは、終了時間が設定されていない長時間の会議に対してでした。
「とにかく長い。一度、午前中に始まった会議が延々と続いて、そのまま2度、食事休憩を挟んで退社時間になってしまった」(25歳・女性・東京・会社員)
「終了時間が決まっていないので、休憩時間になっても会議が終わらず、だらだらと仕事をしているような感じになる」(29歳・女性・熊本・会社員)
「用事があるのに勤務時間中におわらない」(29歳・女性・兵庫・公務員)
終了時間を決めないと、時間の制約がない分、緊張感が生まれず、ムダに時間が長引いてしまう傾向があるようです。会議はタイムリミットを設定して、短時間で密度を高めて行ないたいですね。
■ ■ ■ ■ ■
世の中には、会議好きの人、会議をして働いた充実感を得る人もいるでしょう。しかし、多くの若い世代は内容を伴わない長時間の会議にうんざりしているようです。
今回の結果を総合的に考えると、論点を明確にし、必要人員を整理し、時間を決めて結論を出すというのが、生産性と満足度の高い会議を行う秘訣かもしれません。一度、あなたの職場の会議も見直してみてはいかがでしょうか。
<TEXT/sarry 調査協力/リサーチプラス>