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豊田ルナ、“誕生25周年ウルトラマン”のヒロインに「本当に幸栄です」

暮らし

特撮現場あるあるは、擬音?

豊田ルナ

――特撮現場あるあるを教えてください。

豊田:擬音が多いです。『大きな怪獣があっちからドーンってきて、ここでバーンってなるから、ユナちゃんがドーンって撃つ』みたいな(笑)。本当に擬音が多い。でもそのほうが逆にわかりやすくて理解できるんです。自分もそれに染まってきていて、『あ、ここでドーンって感じですか?』とか言ってます(笑)。

――ユナとの共通点と、自分にはない部分を教えてください。

豊田:年齢も近いですし、似ているなと感じる部分は多いです。ユナは「地球を守るぞ!」という強い信念を持っていますが、私は女優としてのお仕事に信念を持っているので、そこは共通かなと思います。ない部分は……並外れた勇気です。現役女子高校生であんな風に怪獣に立ち向かえる子なんていないと思います。私も度胸とかど根性みたいな部分は持っていますが、ユナには敵いません。

――もし豊田さんが怪獣を目の前にしたら?

豊田:絶対逃げます。あはは! 足がすくんじゃうかも。銃を構えて撃つみたいなことはできませんね。体が動かないままやられちゃいそう(苦笑)。ユナは本当に強いと思います。まだ特撮シーンと合わせた映像を観ていないので、テレビ放送で観て、「倒してる!」って感動するかなと思ってワクワクしてます。

唯一無二の存在になりたい

ウルトラマン

――芸能界に入って以降の、豊田さんにとってのヒーロー像を教えてください。

豊田:私が描くヒーロー像は、人から憧れられる存在です。目標にしたいと思う方ももちろんいますが、憧れてそこに向かうより、もっと上のところを目指すには、自分が唯一無二の存在になって憧れられたいという大きな目標を持っているので、私自身がそうした存在になれるように頑張っています。

――とてもハキハキして明るい豊田さんですが、『ウルトラマントリガー』では大きな闇が襲いにやってきます。豊田さんにも闇の部分はありますか?

豊田:オフの時の顔が闇かな(笑)。ふっと電池が切れるみたいになって真顔になってます。SNSでいろんなコメントを見て、落ち込むときもありますし。

――エゴサーチをするんですか?

豊田:しますね。でも、悪いコメントだけでなく、良いコメントもあるので。占いと一緒で、良いほうを信じます(笑)。だからSNSは、落ち込むこともあるけれど、元気づけてくれるものだったりしますね。応援してくれたり、励ましてくれる人のためにも、恩返ししてきたいなと気持ちを切り替えています。

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