【後半】LINEのマッチングアプリを使ってみた。出会いにくい不満ポイントだらけ
まだまだ出てくる不満ポイント
【スキップしてしまうともう戻れない】
これもなかなかのクソ仕様。いいねを送ってくれた人を「左スワイプ(スキップ)」すると二度と表示されなくなる。「左スワイプ(スキップ)=興味ない」ではあるが、その時は「左スワイプ(スキップ)」したけど、見直したらやっぱり気になるかも、という心境の変化は珍しくない。しかし、一度「左スワイプ(スキップ)」してしまったばかりに、“逃した魚はデカかった”と後悔するリスクもある想像される。
【ログイン状態がわからない】
「24時間以内」「3日以内」「3か月以内」など、“最近いつログインしたのか”がわからない。マッチングアプリは、“頻繁にログインしている女性にいいねを送ること”が定石。ログイン状況がわからないと、「HOP」を今後開く予定のない女性にいいねを送って無駄打ちになるリスクがある。本当に「HOP」は“誰にいいねを送るべきか”の判断材料が無さすぎる……。
いいねをたくさんもらっても…
「HOP」に対する批判が多くなってしまったが、ちゃんと魅力もあるので記したい。「HOP」では毎日、運営が選出した女性に送れる無料いいねが6~13つ、毎日付与されるいいねが20つ、約30のいいねを送ることができる(※送れる無料いいねの数がなぜか毎日変わる)。
これは他のマッチングアプリと比較しても“大盤振る舞い”である。しかし、口を酸っぱくして指摘した通り、タイプの女性や、プロフィールをちゃんと設定していない女性が多い。どれだけいいねができても持て余すだけなのだが……。
とにかく「HOP」は使いにくい。この一言に尽きる。料金に関しても「Pairs」とほとんど同じ。加えて、女性の意識が非常に低く、それ以前に「HOP」を友人探しのために使っている人も多く、終始イライラさせられる。
また、手前味噌ではあるが、他のアプリを使い込んだ筆者レベルで“1週間に12人としかLINE交換できない”となると、他の男性ユーザーでは良くても“1か月間使用しても1~2人としかアポを組めない”のではないか。最悪、1か月やってもLINE交換さえできない可能性さえある。どれだけ頭を巡らせても、「HOP」を選ぶ理由が残念ながら見つからない。
マイページに「サービス改善のためのアンケート募集中!」という項目があったが、ぜひこの記事を読んで改善に努めてほしい。筆者は「HOP」を二度と登録する気はないが。
<TEXT/恋愛ライター 高萩陽平>