bizSPA!

【後半】LINEのマッチングアプリを使ってみた。出会いにくい不満ポイントだらけ

暮らし

使ってみると欠点がより明確に

HOP

表示される女性自体が少ないことに加え、マイナスポイントも多々あった

 無事にアポを組めることは証明されたが、やはり「HOP」を使用していく中で、数々の不満を体験した。そこで前回に引き続き、「HOP」の問題点を紹介したい。今回は有料会員として、そこそこやり込んだ状態での指摘になるため、「HOP」の登録を検討している酔狂な男性は参考にしてほしい。

いいね数がわからない
「この女性はいいね数が多いから敬遠しよう」「いいね数少ないからマッチしやすいかも」など、いいね数はいいねを送る際の重要な判断材料になる。それがわからないとなると、どの女性にいいねを送っていいのか悩ましい。

 また、いいね数を大量に集め、「この男性、人気だから結構イケてるかも」と見た目やスペック以上に、自分を魅力的に見せる小賢しいテクニック“錯覚資産”も使えない。純粋に写真とプロフィールで勝負しなければいけないため、非常にタフである。

足あと機能がない
 自分のプロフィールを見にきた訪問者をチェックできる“足あと機能”がなく、「どの女性が自分に興味を持ってくれたのか」がわからない。いいね数同様、足あと機能はいいねを送るかどうかを決める大きな判断材料になるため、戦略がとても練りづらくなる。

情報が見られなくなるのは「LINE」だからなのか?

LINE交換するとプロフィールが見れない
 LINEが運営しているからなのか、LINE交換した人の「HOP」内のプロフィールが見られなくなる。LINE交換後であっても、「この人の職業なんだっけ?」「好きな食べ物をプロフィールに書いていたような……」など、プロフィールを読み返す機会は少なくない。仲良くなってLINE交換したにもかかわらず、その人に関する情報が遮断されてしまうクソ仕様となっている。

タグを増やせない
「Pairs」の「コミュニティ」のように、「HOP」では 「自分の好きなもの」や「性格傾向」をアピールする「タグ」というものがあり、登録時に「音楽」「旅行」「グルメ」などの「タグ」を選択できる。しかし、筆者は「後から設定すれば良いか」と思い、適当に数個選んだ。当然「タグ」を多く設定していると、より多くの女性の目につきやすく、女性に興味を持ってもらいやすくなる。

 しかし、「音楽」「旅行」「グルメ」といった人気の「タグ」は登録時にしか設定できない。一応、登録後でも「方言がつい出ちゃいます」「サウナ行きたい」といった「タグ」はあるが、これらの「タグ」に登録している女性は数人程度(※嘘だと思うでしょ? 本当なんです)。登録時に選択できる「タグ」に入れないと、「HOP」では結果を出すことが難しいだろう。

おすすめ記事