アドバイスは間違い?彼女の悩み相談に困惑「別れるべきタイミングだった」
仕事の悩み、人間関係の悩み、恋愛の悩み……生きていればたくさんの悩みが生まれ、そしてそれを誰かに聞いてほしいと思うこともあるでしょう。今回は、恋人からの悩み相談にアドバイスしたことで嫌な思いをしてしまった男性のエピソードをご紹介します。
付き合って半年の彼女
マッチングアプリで知り合ったAさんという女性と付き合って半年ほどの古賀隆輔さん(仮名・26歳)。何度もデートやLINEでのやり取りは重ねていましたが、まだ知らない部分も多い状態で、初めはお互いに何に対しても遠慮していたといいます。
その後、信頼関係が構築されていき、お互いのことを話せる範囲が広がってくると、Aさんは仕事の愚痴をこぼすようになりました。Aさんは飲食業界で働いており、古賀さんも学生時代から飲食の経験があるのでとても愚痴に共感できたそう。
「高校時代から大学もずっと飲食店で働いていて、その後、1年だけですが飲食店の社員として働いていたんです。Aさんと付き合っていた頃はすでに転職していたんですが、苦労は分かるので私なりのアドバイスをしたんです」
古賀さんは自身の経験を踏まえた上でアドバイスをして、Aさんをサポートしたいと思っていました。しかし、Aさんの反応は古賀さんが想像していたものとはかけ離れており、なぜかとても不機嫌そうになってしまったのです。そして、その時のLINEはすぐに終了してしまいました。
アドバイスではなく「共感」してほしい?
その後も友人関係や仕事のことなどで愚痴をこぼしてくるAさんに対し、アドバイスをしていた古賀さん。しかし、そのたびにAさんの機嫌が悪くなり、あまりいい雰囲気でななくなることに気付き始めました。
「僕もあまり恋愛経験が豊富なほうではなく、彼女の気持ちがわからないので友人に相談したんです。そうしたら、アドバイスはしなくていいから共感する内容だけ送れって言われて、そのとおりにしました」
友人の言葉どおりにアドバイスをすることをやめて、Aさんの気持ちに寄り添う言葉だけをかけると、なぜか不機嫌にならずLINEも長続きするようになりました。アドバイスが原因だったのかとホッとしたのもつかの間、そこから普段のAさんの態度が変化していくのです。