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コロナ下にオープン「ローアルコール専門店」に聞く、ノンアルビールのオススメ3選

ビジネス

ノンアルコール文化を広めていきたい

カフェMARUKU

株式会社MARUKU Company代表取締役の桜井鈴茂さん

 最後に、今度のカフェMARUKUについて桜井さんに質問すると、「ノンアルコール文化という新しいジャンルのライフスタイルをもっと広めたいなという気持ちはあります。そのうちの1つのプロジェクトがここです」と語ってくれました。

「ようやくノンアルコールが世の中に浸透してきたと思います。今まで完全にノンアルを無視してきた人とか、お酒に変わるものがないと思い込んでいた人が、美味しいノンアルコールの存在に気づき始めたのかもしれません。夫婦2人でささやかな飲食店をやっていくというよりも、もっと手広く活動したいですね」

 そして株式会社MARUKU Companyの専務取締である桜井希貴さんも、次のように語っています。

「将来的にはノンアルコールをもっと広めたいです。これからの社会、あんまりぼーっと生きてられないじゃないですか。ノンアルコールのビール開発もしていきたいし、食糧難に向けてもっと大豆を育てていきたい気持ちもあります」

ノンアルコールビールに合う豆料理も

 そして、希貴さんは豆料理をメニュー加えたいと思い、ファラフェルを試行錯誤して日本人でも食べやすいものにしたようです。

カフェMARUKU

豆料理(こちらはオニオンチップ入り大豆炒め)

 ファラフェルとは、潰したひよこ豆やそら豆に香辛料を混ぜ合わせ丸めて食用油で揚げた中東の料理。塩気の効いた味わいで、ノンアルコールビールとの相性も抜群です

「豆料理って、あまり外食であまり見かけないですよね。パリでは普通に売っているけど、日本ではファラフェルってなに? みたいな人が多い。だから、もうちょっと気軽に『こんな食べ方もあるんだ』と感じてもらいたいし、自分自身、レシピを極めていきたいと思います」(希貴さん)

 ノンアルコールだけでない、会社のチャレンジ。コロナ下にも負けずに、これから注目を集めるかもしれません。

<取材・文・撮影/大川藍>

ライター。スイスで滞在中にフリーランスとして目覚める。おつまみ系や占い、インテリア系も執筆中。興味のあるものならなんでも記事にしてしまう遅咲き主婦

Low Alcoholic Cafe MARUKU
〒152-0004 東京都目黒区鷹番3-20-2
17:00〜
土日は早めに開店することもあります
※東京都の要請により営業時間は変わります

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