ボイメン小林豊、パティシエから芸能界へ「絶対信頼できる人と思った」
滋賀を舞台にするなら「スイーツ映画」
――本作は、地域映画の色合いも濃いです。小林さんは滋賀県出身ですが、滋賀を舞台に映画を撮るならどんなところをアピールしたいですか?
小林:やっぱり琵琶湖でしょうね。あと滋賀は菓子が有名なんです。僕はもともとパティシエをしていましたし、物語とスイーツを絡めるのも楽しいかなと思います。滋賀県って名物が少ないんですけど、「クラブハリエ」さんのバームクーヘンはすごく有名ですよね。洋菓子部門も和菓子部門もあるので、全面協力していただいて、滋賀とスイーツの物語なんて、いいなと思います。
――今、お話に出ましたが、小林さんは製菓学校を卒業後、パティシエとして働いていたんですよね。
小林:もう10年以上前になりますけどね。最近でもお菓子のレシピを教えてくださいとか言われますが、もっとちゃんと勉強したいなと思っています。
パティシエから芸能界へ
――全く毛色の違う芸能界に飛び込もうと決断できたきっかけはありますか?
小林:パティシエをやりながら芸能界のオーディションを受けて、最初は両立していました。大きいのは事務所の社長との出会いです。絶対的に信頼できる人だと思いました。
――違う世界へ飛び込むことへの不安は?
小林:どこに行こうが、みんな初めては初めてですよね。僕は割とポジティブに飛び込んでいけるタイプなので不安はありませんでした。
――東京に出ていたのに、BOYS AND MENとして活動するために名古屋へ行くことには抵抗がありませんでしたか?
小林:まったく。社長に出会ったのが東京で、その社長が「名古屋でこういうエンタメを作りたいんだ」と。「お前、名古屋に来るか?」と聞かれたときは、「はい、行きます!」と二つ返事で答えて、数日後には名古屋に行っていました。