“身体で稼ぐ仕事”で支えてほしい

「これだけ尽くしたのにそれはないでしょ？って問い詰めたら、『本当に俺のことが好きなら、“身体で稼ぐ仕事”に転職して支えてほしい』って言われました。さすがにそれで目が覚めましたね……」

　別れたあとに彼との顛末を女友達に話したところ、新たな真実が出てきたそうです。

「『俺との話は誰にもしないで』と言われていた意味がわかりました。キャバクラでバイト経験のある友達には話したら『完全色恋営業だよ』って笑われて、ネット掲示板を見せられました。そこには彼の個人スレッドが立っており、どうやら誰に対しても同じ営業を掛けていたみたいです。住む世界があまりに違いすぎましたね……」

「なくなったものはしょうがない」と気丈に笑う智花さんでしたが、それにしても1年半で500万円は高い授業料となってしまいました。

＜取材・文／吉沢さりぃ　イラスト／パウロタスク（@paultaskart）＞