「地元出身の力士を生みたい」相撲芸人が地元・福島いわき市で抱く密かな野望
好きなら、とことんずっと好きでいて良い
――地域貢献のほかに、お笑い芸人としてのビジョンはありますか?
あかつ:僕に合ってるのかなっていうのは、食リポみたいなことかな。よく言われるのは「お米が似合う」って言葉なんですよね。だから、ご飯をおいしく食べれる芸人になりたいなと。「ホンジャマカの石塚(英彦)さんみたいになれたらいいな」っていうのは何年か前から考えていて。水いっぱい飲めばたぶん痛風も大丈夫だと思うから、そっちで頑張りたいですね。
――痛風に気をつけて頑張ってほしいです。最後に、この春に新しい環境で活動をスタートした20代に向けて何かメッセージをお願いします!
あかつ:何でもそうですけど、自分でやってみたいと思ったことはやってみる。その中で「自分に向いてるどうか探し」をすることじゃないですかね。努力っていうのは、向いてるものが見つかってから伸ばす作業だと思います。まずは思った通りにできる環境なら、やらないと損だなってことですね。
自分が好きなものはずっと続けていったほうがいいと思うんですよね。今すぐには仕事として成立できなかったとしても、それがいつか活きてくる可能性もあったりするので。好きなら、とことんずっと好きでいていい。周りにそういう仕事がなかったとしても、自分で仕事をつくれたら最高ですしね。
→インタビュー前編<相撲芸人あかつが語る「ナイナイ岡村への憧れ」と「議員秘書時代の教訓」>に戻る。
<取材・文/鈴木旭 写真提供:赤津部屋>
【あかつ】
1981年生まれ福島県出身。吉本興業の養成所・東京NSC10期生として入学。2007年に芸人活動を一旦休止し、議員秘書を務めた後、ピン芸人としての活動を再開。現在は個人事務所・赤津部屋所属。相撲とエクササイズを融合したという「すもササイズ」と称するネタが人気を博している
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