会社から必要とされる“圧倒的キャラ立ち”人材になるためのコツ
「XなのにAAA」(逆説)を作ってみる
では、「本業に集中して結果を出せ」というアドバイスがいいのでしょうか。
これはもちろんそうなのですが、真面目に自己研鑽に励むような人はすでに本業でもいろいろと工夫して結果を出そうともがいているはずです。
そのような人に「本業に集中しなさい」というアドバイスはあまり意味を成しません。もちろん、マンネリ化していて手を抜いているのであれば、もう一度基礎を叩き込んだり、尊敬できる人から教えを受けたりするべきだとは思いますが。
ではどうすればいいのか。ぼくがおすすめしたいのは「逆説」を作ることです。「XなのにAAA」というやつですね。下記が一例です。
具体的にはどう逆説を作るのか?
【逆説の肩書きの作り方】
・経営企画職なのに、営業の現場でガンガン数字を出せる
・生産管理一筋なのに、英語がバリバリ使える
・元コンサルタントなのに、現場メンバーと良好な関係が築ける
・マーケティング職なのに、プログラムを用いた数理分析が得意
このような逆説を自身の中に持てると、チャンスが次から次へと湧いてきます。
普通の人は、自分の分野から外に出ようとは思わないものなのです。新しいことを学んだり、自分の仕事と遠いことをやるのは基本的に面倒くさいです。であれば、今まで学んだことを地道にこなしていくほうがラクですよね。