中華料理屋にマネキン。苦心の末に生まれたユニークな感染防止対策
地元の繋がりを大切にしているからこそ
常連客が多い麒麟菜館では、お客さんに飽きられないよう新しいメニューの開発にも注力しています。現在はNHKの大河ドラマ『青天を衝け』にちなんだメニューを開発しているそうです。
「ドラマの主人公である渋沢栄一は、北区にずっと住んでいたので。北区全体で盛り上げられるよう、商工会議所から渋沢栄一にちなんだメニューを依頼されました」
竹峰社長は今後も地元の商工会議所や商店会と密にやりとりをしながら、コロナ禍を乗り切ろうという考え。
「マネキンの設置も、地元の方々とのつながりを大事にしているからこそ実を結んだ取り組みです」
麒麟菜館ではきょうも、竹峰社長の「地元への想い」が込められたマネキンが座り続けます。
<取材・文・撮影/新妻 翔 編集/詠祐真>