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文京区→昭島市に移住した30代夫婦「2700万円マンションの暮らしぶり」

暮らし

埼玉県にはあんまり住みたくない

郊外でのんびり暮らす

 現在は週1~2日ペースで出社している文明さんだが、通勤時間が長くなったことで、仕事や人付き合いにも影響があったとか。

「通勤に片道1時間半はかかりますし、終電がなくなってもタクシーでは帰れないので、急な仕事の対応などは難しいです。1時間以上もかけて通うなら、移動中に作業ができる新幹線通勤も検討すればよかったなとは感じてますね」

 そんななかでも、「埼玉県にはあんまり住みたくないんですよ」という都民プライドをのぞかせる。

「例えば飯能とか都心からの距離は大して変わらないけど、僕のなかでは違う。リタイアして自給自足の生活ならありだけど、ワークスタイルを保ちつつ、郊外に住むのは昭島のほうが全然いいです」

 先月には今住んでいる部屋を売却して、駅の反対側にある82㎡の新築マンションを4400万円で購入したという吉川夫妻。

「コロナが落ち着いたら都心に戻る予定でしたが、街に愛着も湧いた。価格は元値と同じ2700万円ですぐに売れました。新居に引っ越したら両親を昭島に呼んで同居するのもありかなと考えてます」

<取材・文/週刊SPA!編集部>

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