元カレの部屋に入り浸っていた婚約者。彼女の浮気がバレた“あるウソ”
社会の情勢に関係なく不倫に走る人はいつの時代にもいるもの。現在のコロナ禍で進む企業のテレワークは「浮気する人間にとっては格好の隠れみの」なんて声も聞かれます。
「私が昨年別れた彼女も、本当は臨時休業だったのに仕事があるとウソをつき、浮気相手の男性のマンションに連日昼間から入り浸っていました。コロナが収束したら結婚する予定で、式や新婚旅行をどうするか話し合っていたのにマジで勘弁してほしいですよ」
早い段階で挨拶も済ませていた
元恋人の裏切り行為について、呆れた様子で語ってくれたのは、地方公務員の石井健寿さん(仮名・26歳)。相手の女性は同じ歳で、社会人2年目に友人主催の飲み会で知り合って一目惚れ。自分から猛アプローチをかけて交際をスタートさせます。
「なるべく若いうちに結婚したいと思っていましたが、彼女からもそういう話が出たこともあり、比較的早い段階であちらの両親には挨拶をしていました。私が公務員だと知ったらやけに喜ばれてしまって。まあ、彼女が交際をOKしてくれたのは、私の収入の安定性を買われただけだったんですけどね(苦笑)」
でも、浮気をしていることをどのようにして知ったのでしょうか? 実は、それは彼女がついていた“あるウソ”に気づいてしまったからなんです。
毎日仕事に行っているはずなのに…
最初の緊急事態宣言が発令されていた期間、彼女が勤める旅行会社は支社や営業所を臨時休業にしていたそうです。窓口業務の彼女も本当は仕事が休みになっていたのですが、石井さんには「緊急事態宣言中も仕事だよ~」と偽っていたそうです。
「以前、同じ部署だった市役所の先輩職員の奥さんが、たまたま彼女と同じ勤務先だったんです。我々は緊急事態宣言中も普通に役所勤務だったのですが、昼休みに会った際、先輩は『奥さんが臨時休業でずっと家にいる』って言うんです。
業界でも大手の会社だったので検索すると、臨時休業に関する情報が出てきたのですが、全社員が一斉に休んだわけではないようでした。ただし、彼女のSNSをチェックすると、<急に休みになっても毎日ヒマだよね>みたいな書き込みがあったんです。それで本当は休みなのに仕事だとウソをついていたことを確信したんです」