Zoom同窓会で当時片思いの女性に再会。「遠距離プロポーズ」した結果
今やテレワーク時の会議や打ち合わせのツールに欠かすことのできないZoomなどのビデオ通話。ほとんどの人は2020年4~5月の緊急事態宣言中に入ってから使い始めたようですが、仕事だけでなく友人たちとの画面越しの飲み会などプライベートで利用した人も多かったはずです。
15人規模の「Zoom同窓会」が開催
「コロナ前は仕事で何度か使った程度でしたけど、最初の緊急事態宣言のときは物珍しさもあって、ほぼ毎日のように友達とZoomをやってました。あのころは今と違ってお家生活ってやつで外出もままならなかったし、ヒマでやることがなかったので」
当時をそう振り返るのは、精密機器メーカーに勤める佐々木俊和さん(仮名・27歳)。あるとき高校時代の友人たち数人とオンライン飲み会をした際、「Zoom同窓会したいよね」という話で盛り上がり、そのままLINEで呼びかけることに。開催が決定し、クラスメイトの半数近い15人が参加することになったそうです。
ちなみにその中には高校時代に密かな恋心を抱いていたH美さんも。卒業後はお互い地元を離れ、成人式で会ったきりだったため、久々に会えることを楽しみにしていたといいます。
好きだった女性とも話すことができ…
「彼女とは3年間同じクラスでした。すごく親しいってわけじゃなかったですが、普通に話はするし、ほかの友達も交えて放課後にカラオケに行ったりもしていました。けど、あのころの自分はヘタレで告白するような勇気はなく、彼女が好きだったことは親友にも打ち明けていませんでした」
当日はそれぞれが簡単な近況報告を行った後、最大40分というZoomのグループミーティングの時間制限を利用し、3~4人のグループに分かれてトーク。夕方から始まったオンライン同窓会は深夜まで続いたそうですが、ほぼ全員が最後まで参加していたとか。佐々木さんも「時間が経つのも忘れ、久々に楽しい時間を過ごせました!」とうれしそうに話します。
「さすがに2人きりではなかったですけど、彼女とも話をすることができました。そうしたらお互い恋人がいないってことを知り、妙に意識しちゃって(笑)。彼女が好きだったのは過去のことだと思っていたつもりだったんですけどね」