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まだ間に合う株主優待。東急不動産、AOKI…10万円以下で買える4銘柄

コラム

 株主優待とは企業が株主に対し、買ってくれたお礼の意味をこめ、自社商品やサービス等の「ご優待」をプレゼントするものです。ご存知かと思いますが、株主優待で生活している著名人もいますし、これをきっかけに株式投資に関心をもった人も多いはずです。

株主優待

画像はイメージです

 今回は「意外と知らない株主優待の基本的な知識」に加えて、2021年3月末に権利確定する企業の優待を紹介してみたいと思います(※当記事は情報提供を目的としています。企業名は例であり、推奨しているわけではありません。投資は、ご自身の判断で)。

そもそも株主優待とは?

 株式を買うためには、資金を用意し、証券会社で口座開設を行います。株主優待を手にするためには、株主優待を行う企業の株式を入手し、権利確定日に、株主になっていることです。

 権利確定日は、企業の決算日が権利確定日となっている場合が多く、決算日は期末である3月末、中間の9月末が多いようですが、企業によって異なります。ちなみに3月末に権利確定日の企業は820社あります

 株式は買った当日に株主になるわけではなく、その日を含め3営業日目に株主になります。なので、3月末の権利確定日に株主になっているためには、3月29日までに株式を買えていなくてはなりません。権利確定日の3営業日前の日を権利付き最終日とも言います。そして株主優待が届くのは6月ごろになると思われます。

10万円以下で優待がもらえる企業も

投資

 では、株主優待には具体的にはどのような特典があるのでしょうか? 3月権利確定日の企業のうち、必要な投資額が10万円以下の企業、4社を挙げます。

 なお、投資額の他に、証券会社に払う手数料が必要で、その額は証券会社により異なります。条件が整えば、手数料が無料だったり、キャッシュバックのキャンペーンを行っているところもあるようです。なお、権利確定月が年に2回の企業もありますが、その場合は3月と9月です。

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