注目女優の優希美青、“女優魂”に火をつけた「有名監督からのダメ出し」
サプライズで平さんの握手会に
――同じお仕事をされている仲良しの方がいるといいですね。お仕事の話はされないかもしれませんが。
優希:でも、彼女のお仕事の現場を覗きに行ったりはしています。前にトークイベントがあったとき、そのあとで一緒にご飯に行けるかなと思って、普通に会場の席を取って行きました。祐奈ちゃんのお母さんに「関係者のほうに行ったほうがいい」と言われて、結局は関係者席から見たんですけど。カレンダーイベントのときも、内緒でカレンダーを予約して、握手会に行きました。
――握手会に? 黙ったまま?
優希:驚かせたくて(笑)。会うとついイベントに行くことを言ってしまいそうなので、数日前から「今、忙しいんだよね~」とか言って、会わずに、当日行ったら、すっごいビックリしてました。うふふ。
変化のきっかけは監督からのダメ出し
――10代前半からお仕事されてきました。女優として変化した部分は?
優希:最初は演じることへの苦手意識が強くて、自分のお芝居を、マネージャーさんや家族や友だちに見られるのが恥ずかしかったです。恥ずかしくなくなったのは高校生くらいからですね。演技が楽しいと思えるようになって。
――そこに何かきっかけは?
優希:その少し前から、楽しいという感覚にはなってきていましたが、映画『ママレード・ボーイ』(’18)で廣木隆一監督とご一緒したことが大きいです。廣木監督は、現場で何がダメなのか教えてくれないんです。「もう1回、もう1回」って、永遠に言われている感じ。
廣木監督と私が思い描いているものの、何が違うんだろうと自分で考えなくてはいけなくて、リベンジしても、また「もう1回」と言われるので、火が付きました。