話題のCM女優・小宮山莉渚が語る、仕事への想い「自分の夢に気づいた」
社会人は「ちょっと怖いイメージ」だった
――さて、大人の世界での仕事を体験されたわけですが、社会に出てみて思うことはありましたか?
小宮山:まだ中学生なので、学校に通っている年齢でこういう社会に入ってくることに、最初はワクワク感がありました。わたしが思っていた社会人は、カタカタとパソコンをいじっている、ちょっと怖いイメージだったので。でも、実際は明るく楽しく仕事をしている人が多いと感じました。わたしは芸能界がすごく楽しいので、その中で自分に合う仕事ができたらいいなと思います。この業界に入ることができてよかったです。
――大変だなと思うことは?
小宮山:いつまでに何をしなければいけないと、時間に追われている姿を見ていると、社会人はやらなければいけないことが多いんだなあと思います。そういうことを、早くから知れてよかったですね。
家族の優しさに感謝し、恩返ししていきたい
――芸能活動2年目、この先、挫折や壁にぶつかったとき、どう乗り越えますか?
小宮山:どうだろう。でもとにかく、自分のできることはやって、無理でもダメでも「ガー!」と叫んで、前に出ていきます(笑)。
――同世代に向けてメッセージはありますか?
小宮山:自分の世界に入って親に反発してしまうことがあるんですけど、家族の優しさには感謝したほうがいいと思っています。大変なときでも親に感謝の気持ちを伝えて、恩返しもしていきたい。
わたしの場合は親も協力してくれているし、それって大変だと思うので、自分自身も頑張れる。いろいろな方に支えてもらって、いま自分がこの仕事をできているので、そういうことを自覚してひとつひとつに感謝していければ、それが一番の恩返しになると思います。
<取材・文・撮影/トキタタカシ>