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「売れているビジネス書」ベスト10!東大思考で日常のすべてを学びに<2021年1月>

ビジネス

2:15年後も役に立つスキルを身につける

読書

『コンサル一年目が学ぶこと』(大石哲之、ディスカヴァー・トゥエンティワン)

 若手のうちに「役立つスキル」を身につけたいけど、何から始めていいのかわからない。そんな人におすすめなのが、第4位にランクインした『コンサル一年目が学ぶこと』です。

 本書では、各界で活躍している元コンサルタントたちに、「新人時代に学んだことで、15年後にも役立っているスキルは何か」を調査しました。

 そうして出てきたのが30のスキルを業種や業界を問わず、年月を経ても役に立つ普遍的なスキルをして紹介しています。

 せっかく身につけるんだったら、すぐに役に立ち、しかも他の会社に転職したときにも役に立つようなスキルがいい。そんないいとこ取りができるスキルを若手のうちから習得して、今の仕事や未来の仕事に役立てましょう。

3:異なるバランスの世界を生きている

読書

『目の見えない人は世界をどう見ているのか』(伊藤亜紗、光文社)

 第6位の『目の見えない人は世界をどう見ているのか』は、目の見える人たちに新たな視点を与えてくれるはずです。

「目が見えない」と聞くと、サポートが必要な「障害」を連想する方が多いかもしれません。しかし、本書では、「見えない世界」に生きている人が見えている人とは異なる、視覚なしで成立するバランスで世界をとらえているのだといいます。

「障害」を「違い」だととらえて、それをおもしろがる。そんなフラットな世界が本書にはあります。自分と異なる立場の人のことを考えるためのヒントをくれる一冊です。

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