目指すなら覚悟を決めたほうがいい

「那須大亮のYouTube幼稚園」と称し、育成年代に向けた情報も発信

　専業YouTuberとして活動しながら、それを「サッカー界に貢献する手段」と捉えている那須さん。売れっ子YouTuberを目指す若者たちには「何かのためのYouTuberを目指してほしい」と語る。

「YouTuberの活動を通じて、最終的な目標を持ってほしい。『YouTuberになるのが夢で、目標はそれだけ』というのは、少しキツイかなと。そうしないと、動画が伸びなかったら大変なことになりますからね。

　ただ、どんな目標を持ってトップYouTuberを目指すにせよ、覚悟は決めたほうがいいです。現役のトップYouTuberが動画制作にかけているコストは半端じゃないですから」

【インタビュー後編】⇛次回＜元 Jリーガーの人気YouTuber。炎上しかけても「批判の声はあまり気にしない」＞に続く。

＜取材・文／齊藤颯人＞

【那須大亮】
1981年、鹿児島県生まれ。2002年、駒澤大学3年時に、大学生Jリーガーとして横浜F・マリノスに加入。2004年にはアテネオ五輪にも出場。東京ヴェルディ、浦和レッズ、ヴィッセル神戸などで活躍。現役時代から「那須大亮公式チャンネル」を開設。2019年12月の現役引退後からは専業YouTuberとして活躍
Twitter：@nasudaisuke02