彼氏は底抜けの“Fラン”。大学に出した手書きレポートが衝撃だった
元カレから見せられた「衝撃の課題」
交際期間のさなか、ふと彼から「大学へ提出する課題ができたから見てほしい!」と自信満々にLINEが届きます。今野さんは、そこで送られてきた課題に衝撃を受けました。
「課題の内容は社会学の講義で『新型コロナがもたらした社会への影響』というようなレポートだったと思うのですが、その内容があまりにも酷すぎました……(笑)」
筆者も内容を見せてもらいましたが、その内容は失望を通り越して笑いを誘うものでした。
まず、レポートの書き出しは「私は居酒屋を仕事をコロナでの自粛要請で働いているお店が休業したので働くことができなくて収入がなくなりました(原文ママ)」となっています。なんとなく書かれている意味は分かる一方、大学生のレポートに書かれた文章とはにわかに信じがたいもの。
その後も日本語として支離滅裂な文章が続きますが、とくに目を引いたのが「社会インフラを支えている人にもかかわらず、コロナの影響を受けてしまった人たちを列挙した部分」です。
「清掃員」を「そうじする人」と表現
「医療従事者やスーパーの人、そうじする人、ウーバーイーツ、マスクを作っている人、お店の出入り口に置いてある消毒液を作っている人、荷物を運んでくれる人、コンビニの人」
こう書かれていますが、もちろんツッコミどころだらけ。「清掃員」を「そうじする人」と表現するほど語彙がない一方で、「医療従事者」はキチンと書けています。この理由を今野さんに尋ねると、「最近ニュースで『医療従事者』って言葉をよく聞くから、それをそのまま書いただけじゃないですかね」と笑っていました。
また、ウーバーイーツが「社会インフラ」として列挙されている点については、「本人が“ウーバーイーツジャンキー”なので、彼にとっては生活インフラってことでしょうね」と呆れ顔。
その後もしばらくこの調子で文章が続きますが、途中からは急に「経済的被害が一部の業界に偏り、かつ極めて大きいことが特徴」「一斉の減税や給付金のような社会全般への経済対策は効果的とは言えない」など、新聞の社説のような文章になっていきます。
この点は「たぶんコピペですよ。本人も『コピペで文章引き延ばそう』みたいなこと言ってましたし」とのことでした。