「7000万円のマンションを買いたい20代夫婦」への世間の反応に思うこと
良質な住宅に住むことは生活の質を上げる
この10年で都心に近いマンションが値上がりしている理由のひとつに、正社員夫婦のペアローンとセットで通勤時間を圧縮しなければならないというニーズがあります。郊外のマンションと価格差が広まるのは、女性の社会進出が関係しているのです。この社会トレンドが数年で変わることは考えづらく、今後も都心に近いマンションの需要が減ることは考えづらいのです。
毎日の生活が幸せと感じる瞬間はどれだけありますか? 良質な住宅に住むことは生活の質を底上げしてくれます。もちろん、世の中には絶対はありません、明日、富士山が大噴火するかもしれませんね。しかし、コントロールできないリスクにどこまで怯えるべきなのでしょうか?
リスクの裏側はリターンがあります。リスクを回避し続ける保守的な選択ばかりでは、リターンも得られません。若いうちは立て直しがきくのですから、リスクをあえて保有してリターンを狙う行動は称賛されるべきでしょう。この連載は、上京20代サラリーマン向けのものです。マンションブロガーのらえもんは、若い皆さんが住宅を買いたいと思ったときには応援する側でいたいと考えています。
<TEXT/不動産ブロガー のらえもん>