10代で中国から来日『バチェロレッテ』の黄皓さんが、三菱商事をやめて起業した理由
仕事でも、趣味でも「種を蒔くこと」
――え? 手を上げるのでは?
黄:手を上げただけでは気付かれないので、音で気付いてもらおうとするんです。中国の貧しい田舎の学校だったので、木の机が肘の当て過ぎで折れていましたね。今思えばそのパワーが国力になったのでしょうね。
――日本の若者たちにも、日本にパワーを与えて欲しいですね。
黄:それと、もし大人に道を示してもらえないなら、僕は“種を蒔く”って言葉が好きなのですが、仕事でも、趣味でも興味があることは何でもやってみるといいと思います。行動することで撒き散らした種が、さまざまな環境で水を得て育ち、立派な花を咲かせるかもしれない。
僕の事業やYouTubeチャンネルをやっていたことも、蒔いていた種が育ち、『バチェロレッテ』という水を得て花開いた部分もあるので、まずは動いてみるといいと思います!
<取材・文/白戸ミフル 撮影/スギゾー>