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元ワコールの28歳女性が、焼き芋屋を始めたわけ。選挙にも出たパワフル人生

ビジネス

独立して変わった生活スタイル

 焼き芋屋さんにジパング協会、政治活動と、多忙な日々を過ごしている釜谷さん。多くの仕事をこなす時間はどのように捻出しているのでしょうか。本人は「私は時間をうまく使うプロですよ!」とキッパリ宣言します。

選挙

選挙に出馬したときの釜谷さん

「今はスマートフォンがあるからどこでも仕事できますからね。移動時間もスマホをうまく使って仕事をしています。あとは、打ち合わせの議事録も、効率よく仕事をするための大切なポイント。誰が見てもわかるような組み立てで作成し、同時にパワーポイントを開いて資料の下書きも作っちゃいます。打ち合せしながら、あとは絵(資料)にするだけにしておくことが、多くの仕事をこなせる秘訣です。これは、もう慣れですね」

 時間の捻出と言えば、睡眠時間も気になるところです。

「驚かれますけど、しっかり8時間寝ています。起きていることがかっこいいと思っていた時期もあって、そのときは寝ずに仕事をしていましたが、実は限られた時間で集中したほうがパフォーマンスは上がる。当時はかなり効率が悪かったと反省しています」

 最後に、独立を目指す若者に向けて釜谷さんからアドバイスをもらいました。

「私が政治の世界に飛び込んだように、未知の世界に飛び込んでみることは自分を成長させるきっかけになると思います。自分の得意なことだけでなく、苦手だと思っていたことにもビジネスチャンスがあるかもしれません。また、起業を目指す学生さんは、1度は企業に入ることをおすすめします。企業の組織間に実際に触れることは大切ですし、新人という立場をフルに活用して多くのことを上司や先輩から学べる絶好の機会ですから」

<TEXT/今色彩夏>

大学卒業後、某上場企業のコンサルティング兼営業として従事。学生時代に「ラグビーワールドカップ2019®」の組織委員会に取材し、フリーペーパー作成やライフスタイルブランドのオウンドメディアで執筆。また、地方創生をテーマにしたKBS京都の番組にレギュラー出演。Twitter:@imairosayaka

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