なんで入れたの?ほぼ強制参加のグループLINEは身内ネタばかり
グループのメンバーが去って転機が
グループLINEでも部活でもしっくりいかないまま過ごしていたある日、5人グループの1人が突然転職することになり、さらにもう1人が部署異動で忙しくなり部活をやめることになってしまいました。
「ほぼ同時に2人が部活から去っていったので、今までのような雰囲気ではなくなりました。転職したほうのメンバーがグループを取り仕切っていたこともあって、徐々にグループとして機能しなくなっていったんです」
それまで頻繁に行っていたグループでの飲み会もほとんどゼロになり、グループのメンバーは部活への参加回数も減っていきました。清水さんは、そういう状況になって正直ホッとしていたといいます。
なぜグループに入れられたのか
それからしばらくしてグループLINEは解散することとなり、そのグループに残っていた全員が同時に顔を合わせることはほぼなくなりました。すると清水さんは自然に他の部活メンバーと交流できるようになっていったのです。
「結局、なんでそこまで仲良くない僕をあのグループLINEに入れたのかは、いまだにわからないんですが、正直グループ解散になってよかったと思っています。今はいろいろな部署や年齢の社員さんたちと仲良くすることができているので、とても楽しく部活ができています」
グループLINEは仲のいい人、空気感が合う人とでないと楽しくできないと感じた清水さん。もしまた同じような状況になっても「グループLINEへの参加は慎重にしたい」と言っていました。
「もちろんグループだったメンバーとは今でも顔を合わせれば会話しますし、決して関係は悪くないです。ただグループに入れてもらうには時期が早すぎたのかもしれないなと思っています。僕も誰かをグループLINEに追加するときは気をつけないとと痛感しました」
<TEXT/つる>
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