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「この人、子供だな…」と思われる社会人と、そうでない人の違い

学び

② 怒りを感じたら「血を足に向ける」意識を持つ

怒る 面接

「怒るな」と言われてもなかなか難しいものです。ヘンに怒ったり感情的になるのが損だと分かっていても、一時の怒りに身を任せて相手を挑発したり、非難したりするのは、本能的に気持ちいいんですよね。そういうときって、だいたい「頭に血が上っている」状況です。

「頭に血が上っている」とはよく言ったもので、血液が頭や顔のほうに向かい、熱くなっている感じがしますよね。これはみなさん共有できる感覚なのではないでしょうか。

 そうなったときに、まずは頭に上った血を足元に落とすように意識してみてください。そうすると、自然と「そうだ、怒ると自分の子どもっぽさを露呈することになる」「相手にもいろんな事情があるのかもしれない、いったん落ち着こう」と思えるようになってきます。

 これを読んで「自分も子どもだったな」と気づけた人は、そこから抜け出す大きなチャンスです。今回紹介した方法を実践し、「大人感」を身に着けてみてくださいね。

<TEXT/戦略コンサルタント Shin>

某外資系コンサルティングファームで戦略コンサルタントとして勤務したのち、現在は某外資系企業で業務改善や戦略策定等の業務に従事。ビジネス書作家。ブログ「Outward Matrix」、オンラインコミュニティ「Players」を運営。無料メールマガジンも好評配信中

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