「この人、子供だな…」と思われる社会人と、そうでない人の違い
② 怒りを感じたら「血を足に向ける」意識を持つ
「怒るな」と言われてもなかなか難しいものです。ヘンに怒ったり感情的になるのが損だと分かっていても、一時の怒りに身を任せて相手を挑発したり、非難したりするのは、本能的に気持ちいいんですよね。そういうときって、だいたい「頭に血が上っている」状況です。
「頭に血が上っている」とはよく言ったもので、血液が頭や顔のほうに向かい、熱くなっている感じがしますよね。これはみなさん共有できる感覚なのではないでしょうか。
そうなったときに、まずは頭に上った血を足元に落とすように意識してみてください。そうすると、自然と「そうだ、怒ると自分の子どもっぽさを露呈することになる」「相手にもいろんな事情があるのかもしれない、いったん落ち着こう」と思えるようになってきます。
これを読んで「自分も子どもだったな」と気づけた人は、そこから抜け出す大きなチャンスです。今回紹介した方法を実践し、「大人感」を身に着けてみてくださいね。
<TEXT/戦略コンサルタント Shin>