仕事のパフォーマンスに「ムラがある人」と「ムラがない人」の決定的な違い
20代は社会人人生の土台となる期間
“スイッチ”を複数持つようにしてから数年経ちますが、だいたいこの“スイッチ”を繰り返していくうちに、気持ちが前向きになり「変えられるもの」に目が向けられ、パフォーマンスを速く戻すことができるようになりました。
また、“スイッチ”を持つようになってからは、失敗することへの恐怖心がなくなり、新たなことへ挑戦する機会を増やすことができました。
年齢を重ね、役割が大きくなればなるほど、悩みの量は今よりも格段に増えていきます。プライベートの悩みも今以上に増えていくでしょう。だからこそ、何かが起きてしまった時に一喜一憂しないためにも、20代のうちにパフォーマンスを戻す“スイッチ”をいくつか見つけてみてほしいと思っています。
20代は、今後の長い社会人人生の土台となる期間です。目の前の仕事でパフォーマンスを出すことも重要ですが、30~40代になっても安定的な成果を創出するための「仕事の仕方」を学べる期間でもあるのです。試行錯誤を重ねることで、ムラがないように見える「自分流の仕事術」を身に着けてほしいと思っています。
<TEXT/株式会社リンクアンドモチベーション取締役 川内正直>