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「つながりにくい」と噂の楽天モバイル。高層階や地下鉄で試してみた

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 国内4社目のキャリアとなった楽天モバイル。2020年9月末には5Gプランとその対応端末も発表されたが、現状では4G回線すら全国で使えるわけではないのが現状。月額2980円でデータ使い放題というプランは魅力的だが、本当にお得に使えるのか検証してみた。

楽天モバイル

画像は楽天モバイル公式サイトより

「データ無制限」はエリアの制限が

 楽天モバイルは、3月までは他社キャリアの回線を借りてサービスを提供するMVNO(いわゆる「格安SIM」)として事業を展開していた。2020年4月に自社回線でのサービスを正式スタートし、日本での「第4のキャリア」となった。とはいえ、既存のキャリアであるdocomoやau、SoftBankのように「全国どこでも大抵つながる」という状況ではない

 現在、楽天モバイルの回線が使えるエリアは、東京、大阪、名古屋などの都市圏やその周辺地域に限られ、それ以外の地域では自動で「パートナー回線」とよばれるau回線を使った通信に自動で切り替わる

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楽天モバイルの回線が使えるのは濃いピンクのエリアのみ。薄ピンクはau回線を使う「パートナー回線」エリアだ

楽天モバイルのオリジナル端末で挑戦

 先述の「データ使い放題」というのは楽天回線に限られ、au回線を使った場合は月5GBの上限があるため、楽天モバイルの電波が入るかどうかは非常に重要だ。

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端末代と事務手数料相当分のポイントは楽天ポイントで戻ってくる

 今回検証に使ったのは、楽天モバイルのオリジナル端末「楽天mini」。画面サイズわずか3.6インチと超小型の4Gスマホだ。本体購入費と事務手数料が全額ポイントで還元されるキャンペーンが行われているので、実質無料で入手できた。

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