365日短パンの社長が語る、SNS発信の重要性「まずは実名でやるべき」
「SNSは実名でやるべき」と推奨するワケ
SNSで個性を出したいけど、何をすればいいのかと悩んでいる人たちも少なくない。しかし、奥ノ谷氏は「SNSを使っていること自体がそもそも個性だと思う」そうだ。
さらに、もう一歩進んだ使い方をしたい場合、いくつかポイントがあるという。
「やはり匿名ではなく実名でやってみてほしいですね。自分の会社は学歴よりも人それぞれの個性を重視しているのですが、面接に来た人のSNSをチェックするときに匿名だと、やはり採用の優先順位をどうしても落としたくなってしまいます。あとは、フォロワーの数も大切だし、毎日とはいわずとも定期的に何かを発信しているほうが好感度は高いです。
まあ、内容にもよるし、アダルトサイトのリツイートばかりしているような人はもちろんダメ(笑)。誰かへの批判や悪口を延々と書き続けているのも当然ながらタブーですが、いずれにせよアカウントを持っているならば積極的に活用してみてほしいです」
とにかく何でもつぶやいてみればいい
SNSを使っているものの「ネタがないから続かない」という声もある。それに対して「続かない人たちに足りないのは『覚悟』だと思います」と奥ノ谷氏は主張する。
「ボク自身、自慢できるのは『継続力』なのですが、ブログやツイッター、インスタグラムやFacebookを10年以上にわたり毎日更新を続けてきて、やってみて分かることもたくさんありました。
続かない原因には本人のモチベーションもあるかもしれないけど、若い世代はボクらやもっと上の世代と比べれば、やる気を持ち続けられるとも思うんです。ボクらみたいなおっさんの世代(自分をおっさんと認めるのも大事)は学生時代にスマホがなかったし、社会人になって初めてSNSに触れた人たちばかりだけど、今の人たちはアカウントに鍵をかけていたとしても、友だちと繋がりやすいはずなんですよね。
だから、とにかく何でもつぶやいてみればいい。普段の遊びも個性だし、ボクなら『サッカーが好き』『映画が好き』とさりげない一言にも食いつくし、それこそSNSでのふとした一言に共感してくれる人たちがそこへ集まり、友だちやお客さんになったりする可能性もある。気がついたことは全部詰め込むくらいの意気込みで使ってみるのがいいと思います」