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将来のキャリア「転職か、残留か」で迷ったら考えること

学び

どの選択でも雇用リスクは変わらない

リスク

 以前書いた記事「仕事の法則3 やってみないと分からない」でもお話しましたが、新人だけでなく中途入社の社員も、会社側は「やらせてみないと分からない」と思っています。

 中途採用をしている会社の多くは期待を裏切られた経験が必ずあるからです。そもそも採用面接というのは、求職者が「いかに自分を有能な人材に見えるように立ち振る舞えるか」と2割増しの実力を語り、求人企業も「いかにわが社は将来性があって素晴らしい企業であるか」をこれまた2割増しで語る騙し合いの場です。

 そういう両者の思惑を経て再就職した会社で活躍するのと、現在の会社・職場でキャリアを重ねていくことに思いを馳せてみると、どちらがいいのか正確な判断などありません。

 キャリアに迷いが生じたら、「経験値を上げる」「社内人脈を構築する」「今の業務に全力で取り組む」ことでエンプロイアビリティを高めましょう。

<TEXT/人事コンサルタント 麻野進>

株式会社パルトネール代表。企業の大きさ、業種を問わず「マネジメント」「出世」「働き方改革」といった様々な問題を解決する組織・人事コンサルタント。人事制度構築の実績は100社を超え、年間1000人超の管理職に組織マネジメントの方法論を指導

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