1週間で4キロ減。男性記者が「常識を覆す方法」で痩せるまでの記録
「脂を積極的に取る」というダイエットの常識を覆すメソッドで減量成功者が続出している「断糖高脂質食ダイエット」。
2カ月で約30kgの減量に成功した作家の金森重樹氏の著書『運動ゼロ空腹ゼロでもみるみる痩せる ガチ速“脂”ダイエット』をもとに、金森氏が提唱する「金森式ダイエット」を実際に週刊SPA!の記者が実践してみた。
1週間で4キロ減。金森式ダイエットの威力
今から10年前、半年で82キロから64キロと、実に18キロのダイエットに成功した私、週刊SPA!記者H。しかし、気がつけば10キロもリバウンドし往時の面影はない。今回、この企画を担当したのを機に、1週間限定で金森式ダイエットに挑戦してみた。
運動はしない、食事は金森氏の著書で紹介されているもの、サプリメントはしっかりと摂取。この3つを守ると決意して、挑戦がスタートした。前回のダイエットは、炭水化物抜き&運動というダイエットの王道を歩んだので、ケトフルー(身体失調)の覚悟はできていた。
しかし、糖質制限ではなく“断糖”を掲げる金森式のケトフルーは予想以上にツラく、初日はほとんど起き上がれず、寝て過ごすことに……。
だが、2日目からは次第に慣れてきて、初日と比べて目まいや倦怠感が激減。生クリームとMCTオイルたっぷりの紅茶は予想以上に腹持ちがよく、空腹感も和らいだ。体重計に乗ると、1日で1.4キロも減っており、「こんなに減るの?」と驚いてしまった。
前回のダイエットでも経験したのだが、減っていく体重ほど自分自身に対する励みになるものはない。たかが1.4キロ……だが、この数字が、重さ以上大きな励みとなったのは、言うまでもない。
鯖缶1つで満腹感が得られるように
4日目になると、味覚が鋭くなっているのか、何を食べても旨く感じられるようになった。舞茸と牛脂、塩しか入れていないスープは滋味に溢れ、生クリーム(無糖)たっぷりの紅茶からも甘みを感じるようになるから不思議である。
そして5日目、6日目ともなると、胃が縮んでしまったのだろうか、鯖缶1つでビックリするほどの満腹感が得られるように。
結果はご覧の通り。わずか1週間で73.5キロ→69.3キロに。4年ぶりに60キロ台に戻ることができたのである。
<取材・文/週刊SPA!編集部>