竜星涼、“ほぼ裸”の新作映画に「初めての青春を味わった」
夏といえばコレを全て体験した撮影期間
――ダイビングがひとつのテーマですが、昨年の夏の沖縄での撮影は忘れられないものになったとか。今の状況を考えると、特に思い出深い体験になったのでは。
竜星:ダイビングのライセンスも、このために取得しました。沖縄にいた期間は、夏と言えばコレということを全てやった気がします。海に潜る、美味しい夏の果物やかき氷を食べる、流れ星を見る、花火をする。そして真っ黒に日焼けする。やりたくても全部はできないものを、満腹になるくらい、全てやれました。
お祭りのような作品ですし、大人になってから初めての青春を味わわせてもらいました。もう一度、みんなと同じことをやりたいけど、そうなると、また裸から始めないといけないか……。今はもう服を着ることに慣れてしまったので、やっぱり難しいかもしれません(笑)。
――出来上がった作品をご覧になってみて、どうでしたか?
竜星:やっているときは意識していなかったのですが、「あ、これはやっぱりバディものなんだ」と感じましたね。伊織と犬飼君が演じた耕平のふたりが、可笑しくもありながら、たまにかっこよくも見えてくる。「ちゃんとバディになってるじゃん」と思いましたね。
チャンスは勝手に訪れない。自分から掴みにいく
――竜星さんご自身のことも聞かせてください。順調にキャリアを積まれていますが、2016年と2017年に個人で挑戦して、モデルとしてパリ・コレクションに立っています。
竜星:自分で挑戦していくことの大切さを当時、すごく感じたんです。その思いが一番強い時期で、熱を放出したかった。そのときにチャンスだと思えることを自分で掴みました。やってよかったと思っていますし、ひとつ夢が叶いました。行動しなかったら叶えられなかったことです。チャンスは勝手に訪れない。自分から掴みにいくものだと思っています。