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居酒屋「塚田農場」が食堂をオープン。コロナ禍で飲み方も変化

ビジネス

渋谷を「つかだブランド」の重要拠点に

エー・ピー

渋谷に集結しているAPCの業態

 最後に、「塚田農場」のリブランディングを見据えたうえで、横澤氏に抱負を聞いた。

「地鶏や郷土料理の良さを今一度お客様に伝わるよう、地鶏の価値を再定義して、食材の価値を提供する業態『地どり屋つかだ』を6月20日、渋谷に開業させました。既存の塚田農場で扱っているメニューの5割を入れていますが、“違いのわかる大人のための塚田農場”をコンセプトに、提供する器やポーション、空間を変えることで感じる味わいに変化を与えています。今後は渋谷を、塚田農場から端を発したさまざまなブランドが集結する“モデルエリア”として重要視する予定です」

 それぞれの業態の付加価値や接続性を持たせ、補完し合うことで、「〇〇つかだ」ブランドを強化する戦力を見据えている塚田農場の新しい飲食ビジネスに期待したい。

<取材・文・写真/古田島大介>

1986年生まれ。立教大卒。ビジネス、旅行、イベント、カルチャーなど興味関心の湧く分野を中心に執筆活動を行う。社会のA面B面、メジャーからアンダーまで足を運び、現場で知ることを大切にしている

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